皮ふ病を根本から治す
皮膚は、人間の体の中で最も大きな器官です。どの器官よりも成長が早く、一生を通じて常に新しく生まれ変わっています。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織から構成され、外部からの刺激を防いだり、体温調節、初期免疫機能など様々な働きがあります。そんな大事な器官の機能がおかされると、シミやニキビ、アトピー、いぼ、湿疹などの皮膚障害を起こします。その原因には、外部的要因と内部的要因があり、皮膚障害を改善させるには、外部的なケアと同時に内部的な原因を取り除かなくては完全に治すことはできないでしょう。
漢方では、外部に対しては、「紫雲膏」や「神仙太乙膏」などの塗り薬を使います。内面的な原因は人により様々あり、使用する処方も変わってきます。例えば胃腸が弱くニキビできている人は、代謝機能が低下していることが考えられ、炎症性のニキビであっても、身体を暖め、胃腸を強くし、代謝機能を回復させることで治っていきます。これは、「皮膚機能は脾(消化機能)より滋養される」という漢方の考え方に基づいた治療法です。ただし、そこへストレスが加わると自律神経を司る肝が亢進して、その肝が脾の機能を抑制してしまい、肺(皮膚機能)が充分滋養されなくなります。その場合は自律神経のバランスを回復させることを優先して処方選定します。このように根本原因を突き止め解決し、表面に出ている症状を改善させるのが漢方薬の特徴です。湿疹と一口で言っても、人それぞれ症状の出方や体質によって数十種類の処方が考えられます。しっかり治したい方は一度ご相談下さい。
