ニキビって何歳から吹き出物って言うの?
先日、当店に一人の女性のお客様が来店されました。
「すみません、肌荒れにいい漢方ありますか?」
その女性は30代半ばくらいで、見ると顔には白くポツポツとニキビらしきものがありました。化粧をしているのでよ〜く見ないと分からない程度です。
「ニキビのご相談ですね。」
私がそう言うとその女性は、
「ニキビなんてこの歳で、吹き出物ですよ。」・・・
そうか、ニキビというのは10代の頃の青春のシンボルというように、ある年齢を過ぎるとニキビではなく、吹き出物と言わなければいけなかったのか。見た目や症状はニキビのようでも、これは吹き出物なのだ。この場合はニキビと言ってはいけないのだ。
というこは、ニキビというヤツはいつから吹き出物というのだろうか?20歳かな?20歳になるともう大人だ、選挙権もある。じゃあ選挙権が18歳からになったらニキビも18歳までということになる。いや選挙権は関係ないだろう。やっぱり30歳かな。20代までは若者っていうしな。いや間を取って25歳にしよう。25歳はお肌の曲がり角、なんて言葉もあるくらいだし・・・なんて、何の学術的根拠もなく議論しても仕方ありませんね。ではニキビは本当は何歳から吹き出物というのでしょうか。実は、何歳になってもニキビはニキビなんです。
ニキビの正式名称は”尋常性座瘡”といい、年齢に関係なく皮脂が毛穴を塞がれ、その脂肪の塊に細菌などにより炎症が発生する症状の事をいうのです。この”年齢に関係なく”というのが大切なところです。ただ、思春期の頃は、ホルモンバランスの関係で毛穴の脂腺が刺激をされて、脂肪が毛穴を塞ぎやすくニキビができやすいのです。では吹き出物とは何かというと、”皮ふにできるできもの”のことで、ニキビも含めた総称であり俗称です。医学的にはあまり吹き出物という言葉は使いません。10代の頃のニキビは、皮脂の分泌過剰によるものですが、20才を過ぎると俗にアダルトニキビと言われ、不規則な生活やストレスなど皮脂の過剰分泌以外の様々な原因によります。できる原因やでき安さの違いこありますが、できる過程は10代のニキビと何ら変わりありません。30代でも40代でもあるいはそれ以上であっても堂々とニキビと言いましょう。
