健康になるためには・・・
健康を木にたとえれば、健康な人は、生活の基本「心・食事・運動・休養」のバランスが良くとれており、生命力に満ちあふれ、ホルモン、自律神経、代謝のバランスもよく、安定しています。そのため、多少のストレスを受けても、それに適応しながら必要な調節をとることができるので、健康を保っていられるのです。ところが、生活上の不摂生が続いて、生命力が痛めつけられ弱ってくると、身体の調節系を中心とする基本的なバランスが崩れ、ちょっとしたきっかけでも体調を崩しやすくなります。あたかも勢いがなくなり、枯れかかった木は根源である根本がゆるんで、全体をしっかり支えられなくなり、傾いているように、人もこうして根源が弱ってくれば、生命力が落ちて自然治癒力の働きが低下し、ついには体質自体が異常を起こしてしまいます。そして枯れた葉として症状が現れます。いくら枯れた葉をつみ取っても木全体のバランスが崩れたままでは、根本的な解決にはなりません。健康を求めるならば、まず第一に根源を補い養うことを考え、生命力を高めることが肝心です。それには、心・食・動・休のバランスを整え、より自然に沿った方向へ導いていくこと=養生が大切です。そのお手伝いをするのが、漢方の役割なのです。
