不眠症

不眠症

【症例】
46才 女性 自営業 身長148cm 体重48kg
7年前にご主人と二人でお店を出した。経理は奥様が行い、自宅の家事もするため、床に付く時間が不規則となり、ストレスが重なり寝付けなくなった。3年前くらいから睡眠薬デパスを飲むようになった。現在はほぼ毎日服用しているという。デパスを服用すると朝までぐっすり眠れていて、昼間眠くなることは特にない。不眠症の方に多い、目の充血感は見受けられなかった。不安感、イライラ感有り。頭が重く感じることはあるが、頭痛はない。肩の張りがある。キーンという耳鳴りが断続的にある。食欲は普通にあり、便秘がち。一見活発で元気そうな感じだが、時折疲れたような表情を浮かべる。

【弁証と経過】
ストレスと疲れにより肝が亢進したため睡眠障害が起こっていると捉え、柴胡と黄ゴンを主体とした漢方薬に安神作用のある遠志と羚羊角を一ヶ月分処方。
服用5日で頭痛と耳鳴りがひどくなったと電話があった。一旦服用を中止して、症状が治まったら再度服用するように指導した。数日後電話あり、服用を止めず継続していたら耳鳴り、頭痛はすっかりなくなり、頭がすっきりしたという。
1ヶ月後、特に変わりはないが、お通じをもう少し良くしたいというので延寿丸を併用してもらう。
服用4ヶ月目、睡眠薬を飲まない日が多くなった。処方は変えずに継続。服用6ヶ月を過ぎたあたりから、睡眠薬を忘れるほどになった。7ヶ月後に思い切って睡眠薬の服用を止めてみたところ、まったく問題なく寝付くことができるようになっていた。

カテゴリー:病気・症状に対する漢方,コラム

病気・症状に対する漢方

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