田七人参の効能
田七人参とは、中国が主産地のウコギ科の多年生植物の根のことをいい、田七人参・三七人参などと呼ばれる生薬のことで、高麗人参の仲間です。
田七人参に含まれている成分としては、βシトステロール、パナキシノール、ジンセノサイド、田七ケトン、フラボン配糖体、ミネラル類や各種アミノ酸などを含んでおり、血中コレステロールを減少させることによる高血圧・動脈硬化の予防、抗ガン作用、強壮効果、免疫力の向上、肝機能の改善などの効果があるといわれています。
田七人参は田七人参にのみ含まれる田七ケトンをはじめとして有機ゲルマニウムやアミノ酸などいろんな栄養成分がバランスよく含まれています。これらの通りいろんな成分を含んでいる田七人参ですが、重要な効能の一つに血液をサラサラにし血液の滞りを取り除いて血流を良くする強力な作用があります。また、田七人参には血管拡張作用がある物質を体内に増加させる働きがあるともいわれています。
食の欧米化が進むにつれて、肉食が多くなり塩分過多気味の現代の食生活においてこの血液サラサラ作用というのはとても重要になってくるでしょう。血液がどろどろになってしまうのは何も食生活だけではありません。運動不足もそうですし、日々の生活で感じるストレスも血液をどろどろにしてしまう原因だと言われています。血液がどろどろになり血管が詰まると重大な疾病を引き起こしてしまいます。
健康であることは、まず血液をサラサラにして全身に循環させるのが大前提です。そういった意味でもこの田七人参は現在の日本人にとって重要な健康維持のための食品といえるでしょう。田七人参は生産量が少なく希少なものなので、なかなか高価なのですが上記の通り健康になるための効果は抜群です。
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