免疫力を高めよう!
健康とは、身体の恒常性維持機能が正常に働いている状態です。恒常性とはホメオスタシスといい、人間の様々な機能(血圧や体温、皮ふや臓器の状態)を一定に保つ働きです。我々はみんなこの機能により健康を維持できたり、病気や怪我から回復できるのです。逆にこの働きが低下した場合に病気を引き起こすと言えます。 この恒常性維持機能に関係しているものに、自律神経系(交感神経と副交感神経のバランス)とホルモン系(内分泌系のバランス)、そして免疫系(ウイルスなどの異物に対する抵抗力)の3つがあります。特にこの免疫系は不規則な食生活や栄養のアンバランス、ストレス、疲労などから腸や内臓が働かなくなると免疫が働かなくなってしまいます。その結果恒常性のバランスが崩れ、病気を引き起こしてしまうのです。 まとめると、恒常性維持機能が低下する原因は、「栄養のアンバランスとストレス」による免疫力の低下です。身体に必要な栄養素は約50種類あります。それを生体バランスを崩さないで全て摂ることがたいせつです。そのためには生命(いのち)まるごと頂く食品が最も良いとされています。玄米が良いと言われるのはそんな理由もあるからです。しかし玄米は消化も悪く、胃に負担も掛かりやすいので現代人には不向きな面もあります。日頃から栄養のバランスを考え、ストレスをためないようにしましょう。
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